玄録

玄録は、秀玄舎の事例を通した、
実践研究の成果をご報告する不定更新の
ビジネスレポートです。

情報システム部門展望

求められる機能 1「システム企画機能」

2004.06.18

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●情報システムは、オープン化・ネットワーク化の結果、開発を外部に委託したほうが圧倒的にコストパフォーマンスが高く、現在自社でシステム開発を行うケースは非常に稀になっています。オープン化によってITへの取組みはスケールメリットが効くようになり、数多くのITベンダーが競争することでアウトソーシングのコストが下がっています。また、ノウハウの蓄積をはじめとするIT導入の教育コストもIT導入を本業とする企業では相対的に低くなります。

●あらゆる情報のデジタル化と、ユビキタスに代表されるようにネットワークへの接続が、空間(場所)や時間の制限をうけなくなった結果、企業にとっての情報システムは、単なる効率化や情報伝達のツールではなく、サービスを実現するための「人材」や「流通網」に匹敵するインフラになりつつあります。

●以上のような環境の変化から、IT投資に対して企業に求められる機能の第1は、「経営に有効なIT投資を企画する」機能であるといえます。昨今では、経営に対して技術をどのように取り入れていくか という課題に対して体系的に取り組む手法として、MOT (Management Of Technology )が注目を集めています。