玄録

玄録は、秀玄舎の事例を通した、
実践研究の成果をご報告する不定更新の
ビジネスレポートです。

システム開発におけるトラブルとプロジェクト管理の役割

プロジェクト管理の発展性

2006.01.31

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5.プロジェクト管理の発展性

 プロジェクト管理の中の進捗管理、リスク管理のアウトプットを利用することで各個人が保有しているスキル・間違いやすい部分が判ってきます。このような定量的なもので人事評価や教育プランを計画することができます。実際に、秀玄舎では社内の経理なども含め全ての業務をプロジェクト制とし、プロジェクト管理を実施し、人事評価、教育プランに利用することでキメ細かい制度化を実施しています。

①人事評価

リソース(各個人)単位にプロジェクトの役割や進捗状況、問題発生状況、解決状況を評価することで、各自の能力として、仕事が速いのか、ミスが多いのか、どのような仕事・役割(営業、SEとして顧客対応、設計、コーディング、テスト実施等)が得意なのかなど、定量的な数値を得ることができます。従来の上司の感性に頼ったものではなく、定量的・同一土俵で人事評価ができるようになります。

②教育プラン

得意とする仕事(スキル)と苦手とする仕事(プロジェクトでの進捗の遅れ、問題発生状況など)を、具体的に把握することができます。現在の状況から不足しているスキル、会社として/個人として伸ばしたいスキルに対して、教育の実施、受講プランを立てることができるようになります。

③変化に強い組織

プロジェクト制を実施することで、世の中の流れに迅速に対応できる組織の構築や適材適所のアサイメントができるようになります。

 プロジェクト管理とは、プロジェクトを推進し、成功に導くために重要なものであり、そのアウトプットを利用することで更なるプロジェクトの推進に役立つものです。非常に手間がかかりますが、それだけ実りの多い作業だと言えます。